コラム
2022年04月13日

パーマのダメージはどれほど大きい?上手な美容師のポイントとは?

パーマでウェーブを作ると、華やかで若々しい印象を演出できます。一方で、髪に対するダメージが心配という声もあるでしょう。実際パーマのダメージはどのくらい大きいのでしょうか?この記事ではパーマと他の施術とのダメージの比較と、上手な美容師選びのポイントをご紹介します。

パーマの髪に対するダメージは?

パーマは薬剤を使用して髪の毛のたんぱく質を変質させることで、髪の形状を変化させる施術です。化学的な施術をするため、髪に対する多少のダメージは免れません。また、パーマ後のヘアケアによっては薬剤によって負担がかかった髪の毛がさらに乾燥し、ダメージが進む場合もあります。

カラーと比較

パーマとカラーに使用する薬剤にはどちらにもアルカリ性成分が含まれています。アルカリ性成分は薬剤を浸透させる働きがありますが、同時にダメージの原因ともなっています。

パーマとカラーで使用される薬剤を比較すると、カラーの方がアルカリ性が強い場合が多いです。つまり、パーマよりもカラーの方がダメージを受けやすいと言えます。

コテの使用と比較

パーマをかけるか、毎日コテでヘアセットをするかで迷う人もいるでしょう。パーマは薬剤を使用するのに対し、コテは熱の力だけでウェーブを作ります。そのため、短期的に見るとパーマの方がダメージが大きいです。

しかし、長期間毎日コテを使用した場合、適切なケアができていないとダメージを積み重ねてしまい毛先のパサつきや切れ毛につながる可能性もあります。

パーマの種類には何がある?

パーマの施術方法や薬剤には種類があります。ここでは、以下の6種類のパーマをご紹介します。

  • コールドパーマ
  • ストレートパーマ
  • デジタルパーマ
  • 水パーマ
  • クリープパーマ
  • コスメパーマ

コールドパーマ

コールドパーマは2種類のパーマ剤とロットを使うもので、一番一般的なパーマです。髪質によってはかかりにくい場合があります。

ストレートパーマ

ストレートパーマは、薬剤を浸透させて髪を柔軟にしてから毛をまっすぐに伸ばす施術です。熱を使用するのが縮毛矯正との違いです。

デジタルパーマ

デジタルパーマは、加熱ができるロッドと薬剤を使って行います。従来のパーマよりもかかり具合が良いのがメリットですが、熱を加える分ダメージも大きくなります。

水パーマ

水パーマは、コールドパーマにスチームを当ててかけるものです。スチームを当てるとパーマ剤が髪に浸透しやすくなり施術時間が短縮されますが、スチームによるダメージが加わります。

クリープパーマ

パーマの途中にドライヤーなどで一度乾燥させる施術法です。持ちが長くなるのがクリープパーマのメリットです。また、しっかりと癖がつく特徴があります。

コスメパーマ

髪への傷みが少ない薬剤を使用するパーマです。薬剤以外の施術方法はデジタルパーマとほぼ同じです。比較的ダメージが少なく、髪が弱い人におすすめです。

ダメージの少ないパーマは美容師の技術が不可欠

パーマによるダメージを減らす大切な要素の1つが美容師の技術です。パーマが上手な美容師を見極めるには以下の3つのポイントがあります。

  • 適切なウェーブ
  • 薬剤知識
  • カット

適度なウェーブ

強いウェーブをかけるためには、強い薬剤が必要です。そのため、希望しているスタイルよりも強くウェーブをかけてしまうと、それだけ大きなダメージを髪に与えることになります。

また、ウェーブが長持ちすることに重点を置きすぎて髪のダメージを考えず強い薬剤を使用することも避けたいものです。こうしたバランスを鑑みて適度なウェーブをかけられるのが上手な美容師です。

薬剤知識

パーマのダメージを減らすためには、美容師の薬剤知識も欠かせません。一人ひとりの髪質や最近カラーをしたかどうかなどの状態によって、薬剤への反応は異なります。そのため、個人に合った薬剤の使い分けが重要となります。

パーマをしてもらう美容師を選ぶ時には、なるべく施術経験が豊富な美容師を選びましょう。また、髪の状態やパーマのかかり具合の予想など、丁寧に説明しくれる美容師だと安心です。

カット

上手なカットもダメージの軽減と関係があります。カットの断面が綺麗だと、おさまりがよくなるため、湿気などのダメージを受けにくい髪になります。また、見た目も毛先のパサつきや跳ねがなくまとまった印象です。

パーマとカットを同時に行う予定の場合は、カット技術においても信頼できる美容師を選ぶのがベストです。

技術のある美容院でパーマのダメージリスクを減らそう

パーマは薬剤を使って化学的にウェーブを作る施術方法のため、髪にとって多少のダメージは免れません。しかし、カラーや長期的なコテの使用に比べると、比較的ダメージが少ない施術であるとも言えます。

パーマのダメージリスクを減らす上で重要なことの1つが美容師の技術です。不必要に強い薬剤を使うことを避け、個人の髪質に合わせた施術をするなら、それほど傷まずに綺麗なウェーブを作れます。

すみれ美容室では、幅広い年代のお客様にぴったり合ったスタイルの提案をしております。髪のボリュームを出し若々しい印象に仕上げたい方にもパーマは最適です。ダメージの少ないパーマをご検討でしたら、ぜひお気軽にご相談ください。